Record China 2019年10月1日(火) 9時20分
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エーザイと日医工(本社・富山市)は、中国におけるジェネリック医薬品事業に関する包括提携契約を締結した。
エーザイと日医工が中国ジェネリック医薬品事業で提携 / イオンモールが広州市増城区に広東省4号店を出店 / 「XPANDコード」がJETROの支援事業に、中国展開に向け活動 / 銀聯国際が松屋銀座と年間特別提携企画
●エーザイと日医工、中国でのジェネリック医薬品事業で包括提携
エーザイと日医工(本社・富山市)は、中国におけるジェネリック医薬品事業に関する包括提携契約を締結した。9月30日付で両社名義により発表した。
両社合同で中国市場に適した品目を選定し、日医工による中国での輸入販売承認の取得後、エーザイの中国子会社が販売する。2019年度は最初の2品目を選定し、その後は毎年1~2品目ずつ上市準備に取り組み、24年度からの継続的な上市を目指す。
中国の医薬品市場は米国に次ぐ世界2位の規模で、金額ベースで7割以上をジェネリック医薬品が占めている。また、急激な高齢化と政府による後発医薬品推進施策等により、ジェネリック医薬品市場の継続的な成長が予測されるという。
●イオンモールが広州市増城区に広東省4号店を出店
イオンモールは9月30日、広東省広州市増城区での「イオンモール広州新塘」(仮称)の出店を決めたと発表した。2020年の開店を予定する。
同社によると、中国では成長力の高い「広東省」「北京・天津・山東省」「江蘇・浙江省」「湖北省」の4エリアで出店を推進している。現在までに中国で国内20モールを展開し、うち広東省では15年の「イオンモール広州番禺広場」、17年開店の「イオンモール佛山大瀝」、18年開店の「イオンモール広州金沙」と続き、「広州新塘」の開店で計4店舗となる。
●「XPANDコード」がJETROの支援事業に、深セン清華大学の支援も受け中国展開に向け活動
XPANDは9月30日、同社が開発・運営する、空間リンク「XPANDコード」が、JETRO知的財産活用ビジネス化支援事業(JIP)の中国深センプログラムに採択されたと発表した。採択により深セン清華大学研究院などの支援を受けて、中国展開に向けた活動を始めたという。
XPANDコードは遠距離からの読み取りが可能な特徴があり、標識や看板などに表示してスマートフォンなどで読み取ることができる。QRコードは正方形であるため大きな空間内で表示すると看板などの本来の伝達内容が犠牲になり、景観にも問題が出がちだ。一方のXPANDコードは景観を守りながら利便性を高めることを目的に開発されたコードで、一次元のすっきりしたデザインだ。XPANDによると「近距離のQRコード、遠距離のXPANDコード」との使い分けを想定している。
すでに全国の1000軒以上の飲食店・宿泊施設・コンビニエンスストア・観光施設・医療機関などで使われており、公共交通や公共空間での活用も始まっているという。
●銀聯国際が松屋銀座と年間特別提携企画
銀聯国際(UnionPay International)は9月29日、松屋銀座と年間特別提携企画を始めたと発表した。
主に中国大陸から来日するカード会員に向けた販促キャンペーンで、同店で利用した場合にレシートの末尾番号により最高5000円の優待券を進呈などする。実施は2020年8月31日まで。(翻訳・編集/如月隼人)
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