フライメディア 2019年9月24日(火) 18時50分
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逃亡犯条例改正案を発端とした抗議活動も発生後100日を越えた。活動の内容や様子も日々変わってきているが、今回は街で見かけたデモの痕跡についてお伝えしたい。
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逃亡犯条例改正案を発端とした抗議活動も発生後100日を越えた。活動の内容や様子も日々変わってきているが、今回は街で見かけたデモの痕跡について、写真を通してお伝えしたい。
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9月13日、1年に1度の中秋節を迎えたばかりの香港。各地でランタンが飾られたが、今年はランタンに抗議メッセージを込めたものが数多く見られた。尖沙咀のビクトリアハーバー沿いで見かけた手作りランタンそれぞれの面には抗議活動者の思いが書かれていた。
傘マークは言うまでもなく、雨傘運動の時から用いられているモチーフである。「光復香港,時代革命」はデモ隊のスローガンとなっている言葉。“香港を取り戻す、革命の時“といった内容。「五大訴求,缺一不可」は“5つの要求、一つも譲らない”という意味だそうだ。
ランタンの文字は抗議開始後にすぐに使われるようになったアンビグラム(異なる方向からも読めるグラフィカル文字)。「香港・加油」(香港がんばれ)になるように、「香港」という文字を回転すると「加油」とも読めるようになっている。
さらには街の壁などに貼られていたステッカー。外国の右翼にミーム(インターネットを通じて人から人へと、模倣として拡がっていく行動・コンセプト・メディアのこと)として利用された「カエルのペペ」が、今は香港の抗議活動者の間で多用されるようになってきたのを知ることができる。
ぺぺのステッカーが手を繋いでいるのは、デモ活動の一環として行われている「人間の鎖」の活動を表している。ステッカーに書いてある文字から、8月23日19時から人間の鎖を行うことを呼びかけたものであったことが分かる。
人間の鎖は現在あらゆる場所で行われており、平和的な活動の一つとして定着している。今では中学生が授業前である早朝集まり、人間の鎖を作る光景もよく見られるようになっている。このように街を歩くと抗議活動の様子や活動を通して発生した多くの情報を知ることができる。(提供/フライメディア)
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