Record China 2019年12月3日(火) 7時40分
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2日、韓国・ニュース1によると、韓国の対日貿易赤字がこの17年で最低水準となった。写真は釜山港。
2019年12月2日、韓国・ニュース1によると、韓国の対日貿易赤字がこの17年で最低水準となった。
記事によると、韓国の11月の対日輸出は24億1000万ドル(約2644億円)で前年同月比10.9%減少した。一方、対日輸入は35億2000万ドルで18.5%減少した。これにより対日貿易赤字は11億1000万ドルとなり、2002年5月(10億8000万ドル)以来の最低水準となった。
韓国の産業通商資源部は対日輸出減少の原因として「石油製品、一般機械、自動車部品の不振」を挙げた。対日輸入減少については「主に半導体・フラットパネルディスプレー製造用装備、関連中間財で見られた」とし、これは「日本の輸出規制強化前から続いていた半導体・ディスプレー業界への投資調整による結果」と説明。ここに「日本の輸出規制に韓国企業が対応策を講じ、輸入先を変更する動きが強まったことも影響を及ぼした」と分析したという。
また、「日本の輸出規制による影響は現在のところ制限的」とし、「輸出規制は韓国よりむしろ日本に大きな影響を与えている」と説明した。10月基準で韓国の対日輸出の減少率は13.9%だったが、日本の対韓輸出の減少率は23.1%だったという。
これに、韓国のネットユーザーからは「韓国の勝利だ」「強い信念を持って対応する文大統領を支持する」「素晴らしい成績。韓国国民であることが誇らしい」「知らない間に日本は弱くなり、韓国は強くなっていた。地道に素材の国産化を進めよう」などと喜ぶ声が上がっている。
一方で、「それでもまだ赤字か。さらなる改善が必要」「貿易赤字が消える日=属国からの脱出だ」と指摘する声や、「韓国政府の統計はどうも信じられない」「これがいつまでも続くわけない。隣国とは仲良くするべきだよ」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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