2013年7月24日、韓国紙・亜洲経済によると、米サンフランシスコ国際空港で先日に発生したアシアナ機着陸失敗事故で、死傷者の座席が飛行機の後方に集中していたことから、前方の座席を希望する韓国人乗客が増えているという。人民日報（電子版）が伝えた。

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ある旅行社の担当者によると、アシアナ機の事故後、1日2〜3人が前方の座席を希望するようになったという。また、多くの旅行社の職員が、搭乗口の前で乗客に対し、指定された座席に座るよう呼びかけているという。

ある旅行社の職員は、「先週、出張の時に後ろから3列目に座ったが、生きた心地がしなく、妻にメールで『遺言』を残した」と話す。

航空会社でも同様に前方の座席を希望する乗客が増えているというが、関係者は「後方に行けば行くほど空間が広くなる機種もあるため、後方の席を希望する乗客もいる。このような現象は一時的なものだ」としている。（翻訳・編集/北田）