外国人の性犯罪被害が増加、警察当局が中国語版の対応ハンドブックを作成―韓国

Record China    2013年7月24日(水) 16時17分

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23日、韓国警察当局は、同国内において外国人や障害のある人を狙った性的暴行が増えていることを明かした。外国人や障害者向けのサポートハンドブックを作成するという。資料写真。

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2013年7月23日、韓国警察当局は、同国内において外国人や障害のある人を狙った性的暴行が増えていることを明かし、「性犯罪被害者の権利支援ハンドブック」を作成することを発表した。冊子は英語と日本語、中国語版と、視覚障害者向けに点字版を作成する。韓国・聯合ニュースの報道を中国・人民網が伝えた。

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ハンドブックでは、性犯罪被害者の6つの権利をうたっている。その内容は、弁護士に委任する、取り調べ時に親族など信頼できる人物を同伴する、報復の恐れがある場合に警察に保護を求める、個人情報保護を求める、非公開審理など裁判の過程で被害者の保護対策を求める、加害者に対して民事賠償を求めるというものだ。

被害者はほかに、支援センターなどを通じて保護施設に入所することや、大韓法律救助公団に申し出ることで法律救助制度による代理訴訟を行うことも可能となっている。事件後、専門医療機関で治療を受けることも可能であることが銘記されている。

警察当局によれば、2013年上半期において韓国国内で外国人を狙った性的暴行事件は271件発生しており、前年同期比66.3%増加しているという。障害者を狙った事件も241件、同65.1%増えているという。(翻訳・編集/岡田)

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