Record China 2020年2月16日(日) 6時40分
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11日、環球時報は新型コロナウイルスとの戦いでマージャン好きとデマが新たな脅威となっていると伝えた。写真はマージャン。
2020年2月11日、環球時報は、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの記事を引用し、新型コロナウイルスとの戦いでマージャン好きとデマが新たな脅威となっていると伝えた。
サウスチャイナ・モーニング・ポストの記事は、「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中国の関連部門は人口6000万人の湖北省を封鎖しただけでなく、全国各地の国民に外出せず、大勢で集まらないように求めている」と紹介。また、「公共の場所ではマスクを着用することを規定している」と伝えた。
その上で、「中国で人気のマージャンは、4人集まらないとできないゲーム。少なくとも三つの省の警察が、人が集まることを阻止するために雀荘を閉鎖し、マージャン牌を没収した」と伝えた。
記事によると、浙江省寧波市の衛生健康委員会はこのほど、マージャンをしていた人たちが新型コロナウイルスに感染したと報告。その後、同省の衢州市(くしゅうし)当局は地元の人たちから600個以上の「一索」(鳥の絵柄)の牌を没収したという。当局は「われわれはマージャンをしてはならないと忠告したが、一部の人は耳を貸さず、こっそりとやる人が絶えない。こっちで忠告すると解散するが、少しするとあっちでまた集まるという具合だ」と述べた。当局は、新型コロナウイルスが収束したらマージャン牌は返却するとしている。
また、ネット上では、安徽省の警察が斧でマージャン卓を破壊している様子が流れたことも紹介。報道によると、1月28日夜、警察は40軒の家を検査し、十数台のマージャン卓を押収、その場で16台を破壊したという。
このほか、当局は「デマ」の流布にも目を光らせていると記事は紹介。そのうちの一つは、2月5日に貴州省で流れたデマで、「毎日夜明け前にゆで卵を9個食べるとウイルス感染の予防になる」というもの。一部の人は信じて実行し、SNSでゆで卵の写真を公開していた。記事によると同日、このデマを流した女性は警察に拘束された。女性は卵を食べると免疫力がアップするという情報を聞いたからと話したという。(翻訳・編集/山中)
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