レネ・リウが「紙上の映画」で同性愛者に、大胆写真で社会的権利を訴える―台湾

Record China    2013年7月17日(水) 23時0分

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16日、台湾の歌手で女優のレネ・リウが、小説のカット写真の中で同性愛者の女性を演じている。写真はレネ・リウ。

2013年7月16日、台湾の歌手で女優レネ・リウ(劉若英)が、小説のカット写真の中で同性愛者の女性を演じている。聯合報が伝えた。

香港の歌手アンソニー・ウォン(黄耀明)やデニス・ホー(何韻詩)が昨年、相次いで同性愛者であることをカミングアウトした。彼らを中心として今年4月、同性愛者の平等な権利を訴える活動組織「大愛同盟(Big Love Alliance)」も設立されている。同盟はこのほど第1回目の機関誌「大愛同誌」を出版し、そこに収録された小説「就在這裏」で、レネ・リウがカット写真にモデルとして登場した。台湾の女性歌手Waa(ワー/魏如萱)を相手役に、同性愛者を演じている。

シーンの設定は、2人が抱き合うものやキスシーンなど、かなり大胆なものが含まれる。小説は香港の男性作家で同性愛者をカミングアウトしているブライアン・イップ(葉志偉)氏の作品で、レネが演じるのは病気でこの世を去った恋人を思う女性。情緒たっぷりの写真には、「まるで紙上の映画」との声も聞かれている。

レネ自身は2011年に実業家男性と結婚し、同性愛者ではないが、「大愛同盟」への支持を明らかにしているタレントの1人。「人が人を愛するのに、性別・年齢・社会的地位は関係ない」と話している。(翻訳・編集/Mathilda

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