Record China 2019年9月9日(月) 17時40分
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8日、韓国・聯合ニュースは「日韓関係が悪化の一途をたどる中、野球の日韓代表が見せたスポーツマンシップが大きな反響を呼んでいる」と報じた。
2019年9月8日、韓国・聯合ニュースは「日韓関係が悪化の一途をたどる中、野球の日韓代表が見せたスポーツマンシップが大きな反響を呼んでいる」と報じた。
韓国で行われていた18歳以下の世界一を決める「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場した日本代表は、6日に決勝進出をかけて韓国代表と対戦した。記事によると、試合は日本が2-2でリードしていたものの、8回裏に韓国が同点に追いついた。その後の9回裏の2死一塁の場面で日本の左腕投手・宮城大弥の4球目の142キロの球が韓国のイ・ジュヒョンの頭部に当たってしまった。すると宮城は一塁に歩いて到達したイに向かって帽子を取って頭を下げ、謝罪の意を示した。これを見たイもヘルメットを脱ぎ頭を下げたという。
これについて、記事は「宮城は緊迫した勝負所でもスポーツマンシップを忘れなかった。そしてイもそれを快く受け入れた」と評価している。同大会を主管したWBSCは公式ツイッターにこの場面の動画を掲載。9日正午時点で再生回数が20万回を超え、大きな反響を呼んでいる。
記事は最後に「大会を前に日本では代表選手の韓国訪問を心配する声が大きかった。日本代表も韓国の反日感情が危険なレベルに達していると判断し、日の丸のないポロシャツを着用して入国した。しかし、硬直した日韓関係とは違い、グラウンドにはさわやかな風が吹いていた」と伝えている。
これに韓国のネットユーザーからは「若い選手たちのスポーツマンシップを称賛せずにはいられない。かっこいい」「安倍首相に問題があるだけで選手たちには何の問題もない。日韓の国民までが互いに悪感情を持つ必要はないよ」「日本が心から謝罪すれば韓国は受け入れるということを教えてくれる場面」など称賛の声が上がっている。
一方で「いい場面だ。でもわれわれは日本製品不買運動を続けなければならない」「日本人全員が彼のように素直な心を持っていればいいのに」「それでも日本国民の大多数は安倍首相を支持しているからな」など複雑な様子の声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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