Record China 2019年9月8日(日) 11時40分
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香港の英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国空軍が運用するJ-20(写真)ステルス戦闘機が大量生産の体制に入ったとする見方を紹介する記事を発表した。
香港の英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストは2019年9月4日付で、中国空軍が運用するJ-20(殲20)ステルス戦闘機が大量生産の体制に入ったとする見方を紹介する記事を発表した。中国メディアの新浪網は7日、同記事を引用した記事を掲載した。
記事は、中国人民解放軍空軍が3日、7機のJ-20が同時に飛行する動画を公開したことに注目。また、中国人民解放軍の創設記念日である8月1日には、5機のJ-20が編隊飛行する動画を公開したという。記事は、これらの動画は、中国空軍がすでに大量のJ-20を実戦配備したことを示すものとの見方を紹介した。
記事はJ-20のライバルとして、米国で開発されたF-22とF-35を紹介し、特にF-35を重視した。米国が日本や韓国など友好国にF-35を売却しているためで、米太平洋空軍のチャールズ・ブラウン司令官によると、2025年までには太平洋地域にF-35が計200機配備されることになる。ブラウン司令官も、急速に軍事力を増強している中国は米国にとって「現実の脅威」になっており、F-35はその対策と述べたという。
記事は、J-20について「エンジンの問題」を指摘。J-20に搭載するWS-15(渦扇15)エンジンの開発が遅れており、WS-15を搭載したJ-20が中国空軍に引き渡されるのは2020年末になるとの見方を示した。
WS-15が使えない場合、J-20は中国製のWS-10エンジンまたはロシア製のAL-31FM2/3を使うことになるが、その場合には操縦性能や超音速飛行時のステルス性などが劣ることになるという。(翻訳・編集/如月隼人)
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