環球網 2019年9月5日(木) 12時50分
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米国は一方的に中米の貿易摩擦を激化させ、さらに米国企業の中国撤退を奨励する声すら発した。だが、中国とより緊密な経済貿易関係を確立しようとする米国企業は少なくない。写真は中国のスターバックスの店舗。
8月以降、米国は一方的に中米の貿易摩擦を激化させ、さらに米国企業の中国撤退を奨励する声すら発した。だが、米国企業は中国の消費市場で冷遇されておらず、逆に中国とより緊密な経済貿易関係を確立しようとする米国企業は少なくない。
貿易摩擦の緊張が高まっているにもかかわらず、米国企業の対中投資は依然として増している。2019年上半期、米国企業は68億ドルを中国に投資し、過去2年の同期の平均より1.5%増加した。これらの投資プロジェクトの多くは数年間続いた建設プロジェクトであり、中国市場に対する米国企業の長期的な熱意を表している。
米国および世界の経済成長が鈍化している現在、国内市場の飽和に直面している多くのグローバル企業にとって中国は新たな成長ポイントだ。そのため、中国は米国企業による長期投資の重要な目的地となった。
コーヒーの消費市場を例にとると、中国人消費者のコーヒーに対する関心が高まるにつれて、中国はコーヒー小売業者にとってますます重要な市場となっている。そのビジネスチャンスを見据えるスターバックスは、ビジネスの重点を中国にシフトしている。昨年5月、スターバックスは5年にわたる中国本土市場での成長計画を発表し、本土に毎年600店舗を新設する方針を示した。
米アトランタに本社を置くアルミニウム大手のノベリスは最近、中国での拡大計画を発表した。同社は、世界最大の自動車生産および販売市場としての中国の成長、中国自動車産業の新エネルギー車に向けた構造転換に伴うチャンスに期待を示している。中米の経済貿易摩擦に直面しても、同社は中国への投資という当初の考えを変えていない。
利益重視の企業にとって、中国の巨大な消費市場は天然の魅力を持っている。29日に米中貿易全国委員会が発表した2019年の年次調査結果によると、中国市場は依然として優先戦略目標市場であり、調査を受けた企業の97%が中国での収益が今年増加したことを示したという。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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