キアヌ・リーブス初監督作「Man of Tai Chi」、初動から興行伸び悩む―中国

Record China    2013年7月11日(木) 19時40分

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4〜5日、香港の人気歌手アンディ・ラウ&サミー・チェンのコンビが主演する香港映画「盲探」と、キアヌ・リーブス初監督作「Man of Tai Chi」の新作2本が、相次いで中国全国で公開された。

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2013年7月4〜5日、香港の人気歌手アンディ・ラウ(劉徳華)&サミー・チェン(鄭秀文)のコンビが主演する香港映画「盲探(Blind Detective)」と、キアヌ・リーブス初監督作「Man of Tai Chi(太極侠)」の新作2本が、相次いで中国全国で公開された。京華時報の10日付の報道。

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■「盲探」、夏休みシーズンの新たなヒット作に

「盲探」の初日の興収は約1700万元(約2億8050万円)で、夏休みシーズンの新たなヒット作となった。7日までの4日間における同作の興収は総計8454万元(約13億9491万円)となり、過去数年の香港映画としては週末興行成績でトップを飾った。多くの人気映画評論家による高評価と支持を追い風に一般客の評価も上がり続けており、映画評論サイトの「時光網」や「豆瓣電影」でも10点満点中8点前後の高い点数がつけられている。映画チケット販売・映画興行サイト「網票網」の興収データによると、同作は夜の上映回のほうが昼間よりも来客数が多い。午後2時から来場者数が増え始め、夜の回ではすさまじい勢いを見せている。ここから見て、この作品は大人の観客を引きつけていることがわかるという。

■キアヌ・リーブス監督作「Man of Tai Chi」、期待下回るスタート

もう1本の新作映画であるキアヌ・リーブス初監督作「Man of Tai Chi」は5日から公開され、映画市場の競争を激化させた。キアヌはこの新作のため、初日までに中国全国8都市を巡る精力的なプロモーション活動を行ったが、上映回数シェアや興収から見る限り、明らかに「盲探」の勢いには及ばない。アクション大作であることを大きく打ち出した同作だが、近年はアクション映画の人気は下がり気味。キアヌ自身もここ数年、俳優としての出演作品が激減したことから、「スピード」や「マトリックス」のころと比較して観客動員力が顕著に低下しているという。公開後3日間の同作の興収は計1779万元(約2億9353万円)で、映画興収ランキングの5位にとどまり、予測を下回るスロースタートとなった。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/愛玉)

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