2013年7月8日、雲信網によると、雲南省の李紀恒（リー・ジーヘン）省長は7日、生活環境向上に関する会議で、「雲南省の高速道路にある公衆トイレは全国で最も汚い」と発言し、公衆トイレの環境改善を図るよう関係者に指示した。

李省長は同省の高速道路にあるガソリンスタンドのトイレを利用した際、あまりの不衛生な環境に驚いたと話した。トイレには異臭が漂い、足の踏み場もないほどに汚れ、作業員の態度は横柄だった。有料の公衆トイレでも衛生環境が酷い場所が多かったという。

この現状を受け、李省長は「生活環境の向上はまず小さいことから始めるべきだ。全省の高速道路料金所、ガソリンスタンドのトイレ環境を改善する。管理が不十分の場合、管理業者をメディアに告発する。うわべではなく、環境が改善されるよう真剣に取り組む必要がある」と衛生環境の改善に本腰で取り組む姿勢を示した。（翻訳・編集/内山）