フライメディア 2019年8月30日(金) 21時0分
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北京ならではの“強み”をいかした(?)ネットで評判の行列ができる人気カフェがある。2018年12月、北京にオープンした「故宮角楼カフェ」だ。
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北京ならではの“強み”をいかした(?)ネットで評判の行列ができる人気カフェがある。2018年12月、北京にオープンした「故宮角楼カフェ」だ。名前に「故宮角楼」とあるように、人気の観光スポットの一つで、世界遺産でもある「故宮博物院」の神武門外に位置するカフェだ。故宮博物院の外にあるので、中に入らなくても、このカフェは利用できる。
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SNSや中国の大手口コミサイト「大衆点評」で、故宮博物院を背景にしたカップや店内の写真、そしてユニークなメニューが紹介されるとまたたくまに拡散され、若者を中心に続々とカフェを訪れる人が増えた。話題のカップは、「故宮」「宮廷」「歴史文化」…を想像させるデザインで種類も数種あるが、どれも思わず持ち帰りたくなるような美しさで、芸術的かつ“高貴”な香りが漂う。店内ディスプレイも独特で、壁や屏風には、北宋時代の名画「千里江山図」が描かれ、宮廷文化を思わせる空間が“非日常感”を醸し出している。
気になるドリンクメニューも「養心コーヒー」、「龍鳳ラテ」、「三千佳麗[女乃]茶(美女三千人のミルクティー)」や「一騎紅塵妃子笑 茘枝紅茶(楊貴妃が好きなライチティー)」などがあり、宮廷をイメージさせるユニークなネーミングは、どれも飲んでみたくなる。中でも、最も人気が高いのは、少し甘めの「康煕最愛巧克力(康熙帝が大好きなチョコレート)」。金色のカップに赤のスリーブのデザインはSNSでも登場率が高い。
もちろん、ドリンクだけではなく、スイーツもまた「千里江山巻」、「養心巻」、「紫金巻」や「本宮可心巻」など心をくすぐられるネーミングのラインナップで、ドリンクと一緒にオーダーする女性客は多い。ただ、何と言っても、人気の秘密は、故宮を背景にSNS映えする写真が撮影できる立地だろう。
現在、故宮博物院への入場(観光)は事前予約制になっているため、かつてのように当日ふらりと訪れても入場できなくなったが、このカフェでも、宮廷文化を“視覚”、“味覚”や“嗅覚”で楽しむことができる。故宮博物院の休館日は、カフェを訪れる人も比較的少ないので、穴場時間で、ゆっくり過ごすにはおすすめ。
ちなみに、カフェ店内では、宮廷随行杯(宮廷タンブラー)や宮廷風コスメなどオリジナルグッズも販売。宮廷随行杯は全9種類あり、各158元(約2500円)。他とかぶらない、おしゃれな北京土産を探している人は一見の価値あり。北京を訪れたら、ぜひ行きたいカフェだ。(提供/フライメディア)
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