Record China 2019年8月29日(木) 11時20分
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東京パラリンピックのメダルが「旭日旗」に似ていると韓国が問題視していることが中国でも伝えられ、ネットユーザーがさまざまな見方を示している。
国際パラリンピック委員会は25日、2020年の東京パラリンピックのメダルを発表した。しかし、「扇」をモチーフにした放射状に広がるデザインが、日本軍国主義の象徴である旭日旗に似ているなどと複数の韓国メディアが問題視している。
韓国のテレビ局JTBCは、「扇のように異なる国籍の人が一堂に集まる」というコンセプトを紹介する一方、「このメダルは日本帝国主義侵略の象徴・旭日旗を連想させるとして物議を醸している」と紹介。2012年のロンドン五輪の体操女子のユニホームや、2014年のサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会のユニホームにも旭日旗に似たデザインが施されていたとし、大韓障害人体育会が国際パラリンピック委員会と東京パラリンピック組織委員会に抗議したと報じた。
この問題は、中国メディアの新浪新聞なども取り上げた。報道自体は韓国が問題視していることを客観的に伝える内容だが、中国のネットユーザーからは「旭日旗に似ている」という意見がやや優勢だ。
実際に寄せられたコメントは、「ちょっと似てる」「(旭日旗のような)雰囲気はある、と言わざるを得ないな」「一度なら偶然かもしれないが、こう何度もあると言いがかりとは言えないのでは?」「今回は韓国は間違っていない!」など。
一方で、「デザイン的には、カッコよくない?」「韓国も本当にしつこいね」「韓国がボイコットするならクリーンな大会になるのでそれはそれでよい」といったコメントも散見される。(翻訳・編集/北田)
東京2020パラリンピックメダルのデザインを発表人々の心を束ね、世界に新たな風を吹き込む「扇」をモチーフとしたデザイン。扇を束ねる「要」は人種や国境を越えて、人々の心を一つに束ねるアスリート自身を表し、扇面には、人々の心を生命力として捉え、日本に生きる自然が表現されています。 pic.twitter.com/lIkW28uJsn— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) August 25, 2019
東京2020パラリンピックメダルのデザインを発表人々の心を束ね、世界に新たな風を吹き込む「扇」をモチーフとしたデザイン。扇を束ねる「要」は人種や国境を越えて、人々の心を一つに束ねるアスリート自身を表し、扇面には、人々の心を生命力として捉え、日本に生きる自然が表現されています。 pic.twitter.com/lIkW28uJsn
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