安倍首相「侵略の定義は歴史家に委ねる」、韓国政府「故意な責任逃れ」と遺憾表明―中国メディア

Record China    2013年7月5日(金) 9時33分

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4日、韓国・外交部は、日本の安倍晋三首相の党首討論会での歴史認識問題に関する発言に遺憾を表明した。資料写真。

2013年7月4日、韓国・外交部は、日本の安倍晋三首相の党首討論会での歴史認識問題に関する発言に遺憾を表明した。国際オンラインが伝えた。

今月3日、党首討論会に臨んだ安倍首相は、第2次世界大戦時の旧日本軍の周辺国に対する侵略について聞かれ、「侵略の定義に関しては歴史家の判断に委ねたほうがいい」と発言。これに韓国政府は反発。

韓国・外交部の副報道官は、「韓国政府は安倍首相の歴史認識に対し、失望と深い遺憾の意を表明する。日本はかつての植民地支配や周辺国への侵略で、とりわけアジア諸国に多大な損失と苦痛を与えた。日本政府はこの歴史を過去幾度と認めている。しかし、安倍首相の発言は、日本政府のかつての姿勢に反しており、侵略の責任から逃れようとしている。韓国政府は、日本の政治家が歴史を直視し、これを基礎として隣国との信頼を築くことを強く求める」と述べた。(翻訳・編集/内山)

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