中露合同演習に日本が懸念、専門家「こそ泥の心理」―中国

Record China    2013年7月4日(木) 14時10分

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3日、中露合同演習に対し日本で懸念が広がっていることについて、中国の軍事専門家は「こそ泥は人を見るたびに警察かもしれないとびくびくするものだ」と指摘した。資料写真。

2013年7月3日、人民日報(電子版)によると、「海上聯合2013」と名付けられた中国とロシアの海上合同軍事演習が5日から日本海のピョートル大帝湾で行われるが、軍事演習には日本をけん制する狙いもあるとみられ、島しょの主権問題で中国とロシアが連携する可能性が高まっていることで日本に懸念が広がっている。

中国の海軍軍事学術研究所の張軍社(ジャン・ジュンシャー)研究員によると、今回の海上合同軍事演習は対潜・防空演習で中露両国の艦艇が火器管制レーダーや照射レーダーなどの装置を使用するほか、ソナーやレーザーなどを含めた誘導レーダーも使用する大規模なものであり、それぞれが互いに軍事能力を示し合うという。

中国の軍事専門家である宋暁軍(ソン・シアオジュン)氏は、日本は冷戦の勝利者のような顔をしているが、実態は第二次大戦で中国にもロシアにも侵略の手を伸ばそうとした国で、そうした軍国主義が近ごろ強まっているとし、日本を「不名誉な国の典型」と指摘した。

また、宋氏は「日本は自信がないからいつも他国に罪を押しつけようとする」と話し、日本で懸念が広がっていることについて「こそ泥は人を見るたびに警察かもしれないとびくびくするものだ」と、その心理を分析している。(翻訳・編集/岡田)

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