Record China 2019年8月20日(火) 11時50分
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中国メディアの中国新聞網は19日、アジアサッカー連盟(AFC)の公式ウェブサイトの情報として、中国スーパーリーグの広州恒大に所属するブラジル出身FWエウケソンが中国代表のリストに入ったと伝えた。写真左端がエウケソン。
中国メディアの中国新聞網は19日、アジアサッカー連盟(AFC)の公式ウェブサイトの情報として、中国スーパーリーグの広州恒大に所属するブラジル出身FWエウケソンが中国代表のリストに入ったと伝えた。
エウケソンは2013年から広州恒大でプレーし、2年連続でリーグ得点王となった。16年には同じ中国リーグの上海上港に移籍し、19年には中国国籍を取得。今夏に広州恒大に復帰した。過去には出場はしなかったもののブラジル代表に招集されたこともあり、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)ではJリーグ勢を含め他国の脅威となった。
中国ではこれまで、北京国安のMF侯永永(ホウ・ヨンヨン)と李可(リー・カー)、上海申花の元ガボン代表FWエンドゥンブが中国国籍を取得。李可(ニコ・イェナリス)は今年6月に代表デビューを果たした。ただ、いずれも母親が中国人で、中国にルーツを持たない選手の中国代表入りはエウケソンが初めてとなる。
中国には吉報のはずだが、ネットユーザーからは賛否両論が寄せられている。
反対派からは、「(帰化選手の起用は)恥ずかしいことだ」「中国サッカーの悲哀だな」「たとえ成績が振るわなくても、帰化選手は使ってほしくない。ビジネスの臭いがプンプンする」「今後は代表の試合は見ない。弱くても応援し続けていたのは、単純に感情の問題と『わがチーム』だったこと。でももう『わがチーム』ではなくなった」「日本や韓国は17~18歳ですでに世界の名門クラブに入団しているのに、私たちはまだ選手の帰化に勤しんでいるとはね」といった声が上がった。
一方、賛成派からは「夢がかなう。エウケソンと一緒に国歌が歌える」「良いことだ。現代人は血筋にはこだわらない」「日本サッカーも台頭する過程で帰化選手に頼った時期があった。中国が駄目な理由はないだろう」「中国サッカーのために長い間貢献した選手。ただ批判だけしているのはルールも知らないにわかファンだ」「今の中国代表は悪性循環。子どもがサッカーをやりたがらないのに、ユース育成などできない。まず、帰化選手で成績を上げ、サッカー界を盛り上げて裾野を広げるべき」といった意見が出ている。(翻訳・編集/北田)
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