「自傷式当たり屋」のおばあちゃん、警察の仲介で示談金をゲット=ネット「警察は善悪の区別もつかないのか?」―中国

Record China    2019年8月13日(火) 6時50分

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10日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、頭を車のバンパーに何度もぶつける「自傷式当たり屋」について紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2019年8月10日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、頭を車のバンパーに何度もぶつける「自傷式当たり屋」について紹介する記事を掲載した。

記事によると、陜西省漢中市で10日、当たり屋行為を行った年配の女性が、自動車の前で倒れ込んだ後、バンパーに自分の頭をぶつけている様子が、被害者の運転手によって撮影された。目撃者によると、運転手は警察へ通報した後、バンパーに頭を何度もぶつける年配の女性を撮影。警察官が到着後に調停した結果、運転手が女性に3000元(約4万5000円)を支払うことで示談が成立したという。

これに対し、中国のネットユーザーから「なぜ金を払わなければならないのだ?法律はどこに行った?」「なんで3000元を払う必要があるんだ?陜西の警察は悪人を助けて悪事を働くのか?警察は善悪の区別もつかないのか?」「示談金を渡すことは違法行為を助長することになる」など、警察の対応を非難するコメントが多く寄せられた。

また、「このおばあちゃんは、警察の助けを借りて3000元をだまし取ったという理解でよろしいか」「この警察官はとても良い心持ちのようだから、運転手に代わって警察官が3000元を支払えばいい」という意見もあり、多くのネットユーザーが納得していないようだった。(翻訳・編集/山中)

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