Record China 2019年8月13日(火) 1時0分
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9日、観察者網は、台湾のテレビ番組で専門家が中国本土の経済状況について「トンデモ発言」をしたと報じた。資料写真。
2019年8月9日、観察者網は、台湾のテレビ番組で専門家が中国本土の経済状況について「トンデモ発言」をしたと報じた。
記事は、台湾のテレビ局・東森新聞台の著名トーク番組「関鍵時刻」の8日放送分で、司会者と台湾の経済学者・黄世聡(ホアン・シーツォン)氏が「大豆戦争」の視点から米中貿易摩擦について討論したと紹介。その中で黄氏が「中国本土は今とても頭を痛めている。エスカレートし続ける米中貿易摩擦の他に、香港や台湾の問題も頻出しているうえ、今は本土内部の問題も足かせとなっているからだ」と語ったことを伝えた。
そして、黄氏が「中国本土には涪陵ザーサイという、インスタント麺のお供として大きな人気を誇るザーサイのブランドがある。その市場シェアやブランド知名度はとても高く、ザーサイの販売数とこの会社の株価から中国本土人の生活の質を見ることができるのだ」としたうえで、近ごろ涪陵ザーサイの株価が下落を続け、販売数も大きく減っていることを挙げ「これは、本土の経済が低迷しており、本土の人が今やザーサイすら食べられないことを意味する」と解説したことを紹介した。
記事は、黄氏の「中国本土の人はザーサイすら食べられない」という見解を「奇抜な言論だ」と評したうえで、11年に台湾の教育家・高志斌(ガオ・ジービン)氏がやはり台湾のテレビ番組で「中国の庶民は(貧しくて)茶葉蛋(茶葉と一緒に煮込んだゆで卵)すら食べられない」と語り大きな物議を醸したことを前例として伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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