中印国境問題を問われ、ジャッキー・チェンしどろもどろ「ボリウッドと共作で平和訴えたい」―米メディア

Record China    2013年6月20日(木) 21時10分

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19日、印・ニューデリーで開幕した中国映画祭にジャッキー・チェンが出席。インドと中国の国境問題について語った。写真はジャッキー・チェン。

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2013年6月19日、印・ニューデリーで開幕した中国映画祭にジャッキー・チェンが出席。インドと中国の国境問題について語った。北米の華僑向けニュースサイト・世界新聞網(ワールドジャーナル)が伝えた。

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ニューデリーにあるシリフォート・オーディトリアムで19日、「中国映画フェスティバル(Chinese film festival in New Delhi)」が開幕した。開会セレモニーには中華圏のスターを代表してジャッキー・チェンが登場し、監督&主演最新作「ライジング・ドラゴン」をPRした。

中国では中華民国だった1910年代から、インドとの間に国境問題を抱えている。1962年には中印国境紛争も勃発し、現在も中国のパキスタン支援などを含めて、両国間でくすぶり続ける問題だ。19日、現地メディアのインタビューに応じたジャッキーだが、話題はその国境問題にまで発展。「どちらの言い分が正しいと思うか?」との質問に対し、困惑したジャッキーは一時、言葉を詰まらせた。その後、「平和をテーマにした映画を一緒に撮るべきだ。映画や音楽で平和を訴えるべきだと思う。そして、国境地帯で一緒に歌えばいい」とコメントし、問いかけの矛先を回避している。

ジャッキーは2005年の映画「THE MYTH/神話」ではインドロケも行っている。そして、それ以前から “ボリウッド”と呼ばれるインドの映画産業について高い関心を持っているという。現地メディアに対し、「僕は歌えるし、踊れるし、インド映画にぴったり。僕にオファーを送ってくれるよう、監督かプロデューサーに伝えて」と熱烈にアピールした。今後制作する映画では、世界公開版とインド版の2パターンを製作できたら理想的だという。(翻訳・編集/Mathilda

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