毛沢東の60数年前の写真掲載、写真家の娘がメディアを提訴―北京市

Record China    2007年4月18日(水) 8時19分

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2007年4月17日、著名写真家、故ウー・インシエンさんの娘が、ウー・インシエンさんの撮影した毛沢東の写真を他人名義で掲載したシンセン報業グループと新浪網を相手取り、5000元(約7万5000円)の慰謝料を請求する訴訟を起こした。

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2007年4月17日、著名写真家、故ウー・インシエンさんの娘が、ウー・インシエンさんの撮影した毛沢東の写真を他人名義で掲載したシンセン報業グループと新浪網を相手取り、5000元(約7万5000円)の慰謝料を請求する訴訟を起こした。

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原告側によると、シンセン報業グループが発行する新聞「シンセン商報」は2001年、『貴重な毛沢東の家族写真、珠海市で発見』という文章とともに、ウー・インシエンさんが60数年前に撮影した毛沢東と毛沢東の娘が一緒に写った写真を掲載した。しかし、記事ではこの写真は別の写真家が撮影したということになっており、捏造した撮影時のエピソードまで載っていた。

原告側は、この行為は著作権侵害に当たるとし、この写真と記事を掲載したシンセン報業グループと転載したポータルサイト「新浪網」を相手取り、精神的苦痛に対する慰謝料5000元(約7万5000円)の支払いと、写真の掲載停止、謝罪文の掲載を求めた。

原告代理人によると、この写真に関する訴訟は今回だけでなく、写真を最初に掲載した『南方都市報』など3社とも現在裁判が行われているという。代理人は「3社が写真を掲載し、10数社が転載した。メディアは記事を掲載する際、十分に審査を行う義務があるのではないか」と語った。(翻訳/編集・藤野)

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