都市管理局隊員の“潜入露店”が中国ネットユーザーの話題に―湖北省武漢市

Record China    2013年6月19日(水) 1時40分

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17日、BBC中国語版サイトは記事「湖北省武漢市城管の“潜入露店”が中国ネットユーザーの話題に」を掲載した。露店を取り締まる側の都市管理局隊員が露店を開いていたことが明らかとなり話題となった。写真は湖北省武漢市の夜市。

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2013年6月17日、BBC中国語版サイトは記事「湖北省武漢市城管の“潜入露店”が中国ネットユーザーの話題に」を掲載した。

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先日、あるネットユーザーが驚きの告発をした。都市管理局(通称は城管)といえば、露店などを取り締まる街のお目付役。取り締まりの際に暴力を振るうこともあり、“街の嫌われ者”的なポジションとなっている。その違法な露店を取り締まるはずの都管隊員が夜には取り締まられる側の露店で商売をしているというのだ。

17日、武漢市洪山区都市管理局はこの問題について記者会見を開いた。実は「立場を変えて考えさせる」ため、隊員たちは潜入捜査として露店を開いていたのだという。露店を体験しての感想や気づきなどは手書きの日記にまとめられており、それも取材陣に公開された。

“潜入露店”という言い訳はネットユーザーにはあまり受け入れられなかったようだ。城管は街の事情をよく知っているはず、いまさら潜入する必要はないだろうという指摘もあった。また、記者会見では隊員の月給は3000元(約4万5000円)と十分な額だと発表されたが、その金額では生活が苦しいため副業に手を染めるのも仕方がないと理解を示す人もいた。(翻訳・編集/KT)

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