2013年6月16日、開催中の第16回上海国際映画祭で、3D映画「大閙天宮」のメディア発表会を開催。チョウ・ユンファ（周潤發）、ドニー・イェン（甄子丹）、アーロン・クォック（郭富城）、ピーター・ホー（何潤東）ら豪華キャストが初めて顔をそろえた。捜狐網が伝えた。

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総製作費4億元（約60億円）の3D IMAX映画「大閙天宮」は、「西遊記」の世界を描く超大作。製作会社は香港の映画会社・星皓娯楽公司（filmko）で、孫悟空を演じるのはアクションスターのドニー・イェン。このほか、チョウ・ユンファやアーロン・クォック、ピーター・ホー、香港の女優ケリー・チャン（陳慧琳）、台湾の女優ジョー・チェン（陳喬恩）といった豪華メンバーが出演する。

2010年12月にクランクインが発表されて以来、映画のPRが行われるのはこれが初めて。3D映画として特殊効果の編集に時間を要すること、撮影時はキャストそれぞれの衣装メイクだけで最低5時間かかることが、完成が大幅にずれ込んでいる原因だという。

メディア発表会で公開されたのは、約2分間の映画トレイラー。孫悟空のドニー・イェンにスポットを当てた内容となった。ドニーは自分が演じた孫悟空について、「史上最もセクシー」だと豪語。同作ではアクション監督も兼業しているが、頭を悩まされたのはユンファが多忙すぎて撮影計画の変更が多かったこと。この日、長い前髪を垂らしたヘアスタイルでイメチェンし、颯爽と登場したユンファに対し、「僕は髪の毛が抜け落ちそうだった」と恨みも漏らしていた。

間もなく完成予定の「大閙天宮」は、今年末あるいは来年の旧正月時期に公開される予定。（翻訳・編集/Mathilda）