2013年6月14日、全国徴兵工作テレビ電話会議が行われ、国務院、中央軍事委員会の批准を経て、2013年からは徴兵の時期が従来の冬季から夏季と秋季に改められることとなった。解放軍報が伝えた。

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これにより、今年の兵士募集は8月1日から9月30日にかけて行われることとなる。地方教育の専門家は、「今回の改革は教育の発展の成果をうまく利用したもので、多くの優秀な青年が軍隊入りする後押しをすることになる。強力な軍建設の実現に向けて、支えとなる人材を提供するものだ」と述べ、優秀な青年が軍隊という訓練の場で鍛え上げられ、ふるさとに戻った後は社会発展の重要な力、国家の調和と安定の中心になるだろうと語った。

中国で現在行われている冬季徴兵は1990年6月に定められたものだ。最近では軍の情報化や兵器更新の加速、ハイテク化により、高いレベルの兵士が求められるようになっている。冬季徴兵では学生の卒業する夏から半年の時間差ができてしまうため、徴兵活動の開始時にはすでに80％以上の大学卒業生が仕事を決めてしまっており、入隊するタイミングを逃してしまいやすくなるという。（翻訳・編集/岡本悠馬）