2013年6月10日、米俳優キアヌ・リーブスの初監督映画「Man of Tai Chi」が、来月5日から中国で公開されることがわかった。新華網が伝えた。

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先月に開催された第66回カンヌ国際映画祭で、「Man of Tai Chi」のPRに登場したキアヌ・リーブスだが、誰だか分からないほど太ってしまった姿が話題になった。しかし、「Man of Tai Chi」の作中では、以前のスリムでスタイリッシュな彼が見られる。

同作は昨年、半年にわたって中国と香港で撮影された。主演は、映画「マトリックス」シリーズでスタントマンを務めたハリウッドの中国系俳優、タイガー・フー・チェン（陳虎）。このほか、香港からサイモン・ヤム（任達華）、カレン・モク（莫文蔚）らが出演する。アクション指導には「マトリックス」のユエン・ウーピン（袁和平）を起用し、衣装デザインは「バイオハザード」のジョセフ・ポロと、豪華なスタッフ陣をそろえている。

キアヌが演じるのは、闇の格闘技トーナメントの主催者で、タイガー演じる主人公の運命を翻弄するという徹底的な悪役だ。キアヌは「Man of Tai Chi」について、「タイガーがいなければ成立しなかった作品だ」と、彼の貢献ぶりを称えている。同作は「太極侠」との中国語タイトルで7月5日から中国で公開される。（翻訳・編集/Mathilda）