Record China 2013年6月9日(日) 9時26分
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7日、米誌アトランティックは記事「米国の政治家は本当に中国の台頭を懸念しているのか?」を掲載した。米中両国民は互いに不信感を持っているが、国と国とでみれば、きわめて密接な協力関係にあると指摘している。資料写真。
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2013年6月7日、米誌アトランティックは記事「米国の政治家は本当に中国の台頭を懸念しているのか?」を掲載した。8日、環球網が伝えた。
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歴史的に見れば、新たな大国が台頭すれば旧来の大国とは衝突するケースが多い。しかし中国が台頭しGDPでは米国を追い抜こうとしているが、米中関係は一貫して良好な状態が続いている。今回の米中首脳会談でもそれを証明するものとなった。我々は問題点ばかりを見ることになれているが、より重要なのは米中関係が良好な発展を遂げていることだ。それは相手国を好きだとか信頼しているからという理由ではない。米中は互いを必要としている。
過去10年以上にわたり米中関係は経済成長を支える世界経済の柱だった。今後十年もそうだろう。ここ2年のEU経済の低迷により米中の重要性はむしろ増している。
米中関係には不安しかないように見えるかもしれないが、しかし関係は深まる一方だ。経済危機が最も深刻な時期にあっても米中の貿易額は伸び続けていた。今年は5000億ドル(約48兆4000億円)の大台に乗るだろう。米国の対中輸出の伸びは輸入を上回るものだ。中国も単に米国の市場やその投資の受け入れだけではなく、中国による対米投資の道を探り始めた。
事実上、この二大経済体の構造的関係は両国の社会に深く植え付けられたものとなっている。無数の米大企業は中国市場に依存しており、中国企業もまた米国市場に依存している。中国企業は国内市場の開拓を進めても、米国でのビジネスチャンスの開拓を続けるだろう。また米国にとって中国は最大の米国債保有国である。これは中国が豊かになったのは米国の問題ではないことを意味している。
多くの米国人は依然として中国は新たに台頭した危険な競争相手だと考えている。中国人の多くもまた米国を信用してはいない。ただそうした疑いよりも、両国が互いに必要としている点が重要なのであり、その関係は今後ますます深まるであろう。(翻訳・編集/KT)
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