フライメディア 2019年7月22日(月) 18時40分
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以前、アプリ注文、決済でコーヒーやカクテルをロボットアームがつくるロボットカフェ「ratio(比率)」を紹介したことがあるが、今、タピオカミルクティーをはじめとするドリンクスタンドに新たな革命が起こりつつある!
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以前、アプリ注文、決済でコーヒーやカクテルをロボットアームがつくるロボットカフェ「ratio(比率)」を紹介したことがあるが、今、タピオカミルクティーをはじめとするドリンクスタンドに新たな革命が起こりつつある!
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アリババグループの「口碑(コウベイ)」とタイアップしてロボットアームを導入したのは、タピオカミルクティーでもおなじみ、老舗の台湾系ドリンク「快楽檸檬(HAPPY LEMON/ハッピーレモン)」だ。アプリ注文、決済で、人の手を全く介さずに、並ぶこともなく、ドリンクをピックアップできる。スタッフはあくまでも黒子的存在で、ロボットアームのメンテナンスや材料の補充を行う。
この快楽檸檬のコンセプトは、完全なるロボット化ではなく、ロボットと人との分業なのだが、周りから見ると、前述のratioも快楽檸檬も、ロボットがメインで、スタッフはあくまでもサポートに徹していて、「無人化」感をはっきり出すような環境づくりだ。1杯の製作時間は約90秒だとか。
ところが、6月に新しくオープンした「宇宙奇幻茶(COSMO MIXOLOGY)」は、その逆で、ロボットと人との見事なコラボレーションが実現している。
例えば、一杯のドリンクをつくる作業の流れはこうだ。オーダーはスタッフがとり、トッピングを入れるなどの準備もスタッフが行う。注文のトッピングを準備したカップをロボットアームの前にある指定の位置におくと、アームが上下に大きく振られ、中身をシェイクし、カップに注ぐ。そして、カップに注ぎおわると、スタッフがそのカップをとり、最後の仕上げ。次に注文が入っている場合、スタッフは同時に次のカップを置く。
この一連の連携プレイを見ると、ロボットが「相棒」という言葉が思い浮かぶ。ロボットアームはもちろん話をしないが、それでも一緒に?働いていると、思わず「相棒、次頼む!」と声をかけたくなる。
ロボットがドリンクをつくっているので、スタッフは関連商品やグッズを販売したり、お客にドリンクの説明をしたりでき、お店にとってはセールス強化にもつながる。
この「宇宙奇幻茶」のロボットアームはパステルピンクで、可愛らしく、動作もユニーク。周辺のグッズもロボットをモチーフにしたものなど、デザイン性が高く、女子うけするものばかり。オープン日には、大行列ができたというのもうなずける。味の方は茶葉の味が濃く、他店と少し違う美味しさがある。
お客とのコミュニケーションを残しつつ、最新技術を取り入れている、ロボットと人とのステキなコンビネーションプレイを見ることができるドリンクスタンドだ。(提供/フライメディア)
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