Record China 2019年7月9日(火) 17時10分
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中国メディアの新京報は8日、河南省永城市で発生した飲酒運転による交通事故について、ドライバーの女が死刑になる可能性があると伝えた。
事故が発生したのは3日夜。女(23)は同市の飲食店で知人の2人と酒を飲んだ後、マセラティを運転。8台の自動車と接触するなどしながら走行を続けた。途中、居合わせた劉(リウ)さんが「車をぶつけただろう。行っては駄目だ」と声を掛けたが、後部座席に乗っていた男が「構うな、早く行け」などとせかし、そのまま走り去った。
そして、女の車は交差点で信号待ちをしていた車に猛スピードで追突。追突された車は一瞬にして炎に包まれた。この事故で、追突された車に乗っていた44歳と43歳の男性が死亡し、31歳の男性が重傷を負った。また、マセラティに乗っていた3人もそれぞれ複数箇所を骨折する重傷を負った。
警察によると、事故直後、女の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出された。弁護士は「他の車に接触しながらも逃走していたことなどから、『危険な方法で公共の安全を害する罪』に問われる可能性が高い。成立した場合、刑罰は非常に重く、最高で無期懲役あるいは死刑になる」と話し、同乗していた2人についても共犯と認定される可能性があるとしている。(翻訳・編集/北田)
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