北朝鮮の金第1書記、特使の帰国待たず地方へ=訪中結果に失望か―韓国メディア

Record China    2013年5月29日(水) 23時18分

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29日、韓国紙・中央日報によると、北朝鮮の金正恩第1書記の側近で特使として中国を訪れていた朝鮮人民軍総政治局の崔竜海局長の帰国を前に、金第1書記が平壤を離れ江原道元山市へ向かっていたことが分かった。写真は中国・鄭州の展示会に掲げられた金第1書記の肖像。

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2013年5月29日、韓国紙・中央日報によると、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の側近で特使として中国を訪れていた朝鮮人民軍総政治局の崔竜海(チェ・リョンヘ)局長の帰国を前に、金第1書記が平壤を離れ江原道元山市へ向かっていたことが分かった。専門家の間では「金第1書記の行動は尋常ではなく、崔局長の訪中の結果に不満を示したのではないか」との見方が出ている。環球網が伝えた。

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それによると、北朝鮮が特使を派遣した場合、政府が帰国後速やかに結果を聞くのが通例。しかし、韓国の情報管理当局者によると、今回金第1書記は24日に平壤を離れて元山へ向かい、28日時点も同地に滞在しているという。北朝鮮のメディアは25日、金総書記が現地の軍部隊や食品加工工場などを視察したと伝えている。

金第1書記が崔局長の帰国を待たず、地方視察した背景には「訪中の結果に失望したため」との見方が広がっている。崔局長の訪中の経緯は明らかにされていないが、中国政府に冷遇された可能性もあるとみられる。(翻訳・編集/AA)

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