中国高速鉄道「復興号」で事故頻発=製造企業を叱責、減給処分も―中国メディア

Record China    2019年7月5日(金) 17時50分

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4日、中国経営報は、中国の高速鉄道車両・復興号で運転が継続できなくなる故障が頻発しており、動力車を供給するメーカーの職員が減給処分を受けたと報じた。

2019年7月4日、中国経営報は、中国の高速鉄道車両・復興号で運転が継続できなくなる故障が頻発しており、動力車を供給するメーカーの職員が減給処分を受けたと報じた。

記事によると、復興号が運用開始以降、運転継続不可能な故障を頻発させており、正常な運行にしばしば影響を及ぼしている。中国国家鉄路集団の関係者は「初歩的な調査により、故障の原因の多くはメーカーの中国中車における品質の問題にあることが分かった。現在、中国中車を叱責するとともに、早期解決を要求している」と明かしたという。

この関係者はまた、「復興号の故障が主に動力車に集中しており、現在動力車を供給している中国中車の関連会社2社の中でも、中車大連機車車輌が製造する動力車の故障率が高い」とも語ったとのこと。

記事によると、6月1日現在で同車が供給した復興号の動力車は23台で、計21件の運転継続不可能な故障が発生しているという。一方同じ条件で比較した場合、もう1つの供給元である中車株機製の故障は2件にとどまっているという。

中国中車の関係者は「問題解決のために中車大連では品質『大反省』キャンペーンを展開するとともに、全員の給与を20%カットした」と語っているという。(翻訳・編集/川尻

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