中国がウクライナから揚陸艦購入、尖閣問題に波紋か―海外メディア

Record China    2013年5月29日(水) 7時20分

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27日、中国がウクライナから初めて購入したエア・クッション型揚陸艦が広東省広州市に到着した。今後武装・海上配備されることから、海外メディアは「尖閣諸島の領有権問題に影響が出る」との見方を示している。

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2013年5月27日、環球時報(電子版)によると、中国がウクライナから初めて購入したエア・クッション型揚陸艦が24日、広東省広州市に到着した。今後武装・海上配備されることから、海外メディアは「尖閣諸島の領有権問題に影響が出る」との見方を示している。

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同艦は人員や物資輸送を目的とし、ホバークラフトで自力上陸が可能な軍艦。2隻目も年内に納入される見通し。戦闘・輸送能力は明らかになっていない。ロシアの軍事関連メディアは同日、同艦を「欧州の野牛」と表現。すでに今月12日、ウクライナ南東部・黒海に面した港湾都市・フェオドシヤで中国側への引き渡し式が実施されたと伝えた。中国・ウクライナ両国の契約内容によると、同艦はフェオドシヤの軍事関連企業が受注。2隻目を現在建造しているという。

同艦は全長57.3メートル、幅25.6メートル、高さ21.9メートル。最高速度は63ノット、航程300カイリ、乗員27〜31人。西側の専門家によると、同艦が配備された場合、中国海軍の輸送能力は大幅に向上。カナダの軍事メディアも「南シナ海、尖閣諸島問題への影響が出る」と伝えた。(翻訳・編集/AA)

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