2013年5月22日、中国の女優リウ・シャオチン（劉暁慶）が広東省で、主演の舞台劇「風華絶代」のステージに立った。そのパワフルさと衰えない美貌が観客を圧倒した。捜狐網が伝えた。

【その他の写真】

映画「西太后」などで知られる中国の国民的女優。1951年生まれの62歳だが、このほど日本のバラエティ番組で「世界の美魔女ランキング」第2位に選ばれ、中国でも大きく報道された。

中国の女優として、「史上初」の記録を数多く持っている。「初めて香港へ進出した女優」「初めて個人事務所を立ち上げた女優」「初めて海外進出した女優」「初めて自伝を出版した女優」「初めて米誌フォーブスの長者番付に登場した女優」などなど。最近では、衰えないどころか若々しくなるばかりの美貌が、世間の関心の的だ。

22日、昨年より公演の続く主演舞台「風華絶代」の広東公演が行われた。清代の名妓を演じるこの舞台では、約3時間の上演中はほぼ出ずっぱりで、6回の衣装チェンジまでこなしている。演技力の高さは周知のところだが、62歳と思えないパワフルな体力、疲労の顔色さえ見せない精神力に、「不思議だ」「まるで不老伝説の主人公」と、観客から驚きの声が聞かれていた。

演劇好きの目の肥えた観客が集まるため、舞台劇を演じることは「非常に大きなプレッシャー」と語るリウ・シャオチン。映画やテレビと比べて報酬も少ないが、それでも女優としての高い意識をキープするため、今後も続けるという。大女優になってもチャレンジを続けることが刺激になり、それが若さを保つ秘けつになっているようだ。（翻訳・編集/Mathilda）