Record China 2019年6月28日(金) 18時50分
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27日、中国日報は、大阪で行われている中国マンガ・アニメの作品展が日本のメディアや市民から好評を博していると報じた。
2019年6月27日、中国日報は、大阪で行われている中国マンガ・アニメの作品展が日本のメディアや市民から好評を博していると報じた。
記事は、中国国務院弁公室や国家ラジオ・テレビ総局、中国大使館の主催による「中国アニメ・漫画の日本ツアー―水墨の中から来る」作品展が22日に大阪で開幕し、日本の大手メディアの注目を集めるとともに、現地の市民から好評を博していると紹介。大阪で開かれるG20サミット出席のために習近平(シー・ジンピン)国家主席が来阪するのに際し、日中友好のムードが高まったとした。
そして、このイベントは中国アニメ界が初めて「中国代表」として日本で実施する大規模な作品展であり、各時代の優れたマンガ・アニメ136作品が展示されているとした上で、「当代中国の優れた作品がたくさん展示されており、来場者は現場でイベントの新鮮さを感じ取ることができる」といった日本メディアによる評価を伝えている。
また、京都からやって来た日中アニメ交流史の研究者が「多くの中国作品を日本で間近に見られるという歴史的な瞬間に立ち会えて感激している。もっと多くの優れた中国作品が日本に入ってくることに期待している」と語り、東京にある大学の教員も「長い文化の伝統を持ちつつ絶えず新しい物を生み出す中国というものを感じた。機会があったら中国に行って、中国の芸術の魅力を感じたい」と話したことを紹介した。
記事は、作品展では日本のアニメーターの中国との交流に関する展示も注目を集めたとし、故・手塚治虫氏と「大閙天宮」などの代表作を残した中国アニメ界のパイオニア万籟鳴(ワン・ライミン)との交流について知った若い来場者が「本当に知らなかった。今この作品を見ると、当時にタイムスリップした感じがする」と感想を述べたことを伝えている。
このイベントは7月3日まで大阪で開かれ、作品展と同時に日中の著名アニメーターによる対話、中国アニメ産業・人材との交流、中国アニメ作品の上映などが行われる。また、7月9~15日には奈良でも開催される予定だ。(翻訳・編集/川尻)
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