Record China 2019年6月30日(日) 15時20分
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26日、日本の華字紙・中文導報は、観光客のリュックサックが日本で嫌がられる理由について紹介する記事を掲載した。
2019年6月26日、日本の華字紙・中文導報は、観光客のリュックサックが日本で嫌がられる理由について紹介する記事を掲載した。
記事は、「最近、日本旅行から帰国した中国人観光客の中には、日本人からリュックサックをじろじろ見られたという人が少なくない。とても不快で、『差別』されたと感じたという」と紹介。その理由について説明した。
記事は「リュックサックは旅行の際、荷物が多い時も少ない時も非常に便利で、よく使われる」とする一方、「日本では暗黙のマナーが存在する。それは、特定の場所ではできるだけ背負わないということだ」とした。その上で、「路線バスや電車など、日本の公共交通機関はとても混雑しており、大量に荷物を詰め込んだリュックサックを背負った乗客は占拠するスペースが多くなる。他の乗客の動きも邪魔しかねない。自然と反感を買い、白眼視されるのだ」と説明した。
そして、「他人に迷惑を掛けないことを習慣としている日本人は、電車に乗る際は手提げかばんを持つようにしており、リュックサックで乗車する場合は胸の前で抱えることで他人への影響を低減させる」と紹介。「実際、日本人でもリュックサックを背負っている人は多く見かけるが、その大部分は学生である」とし、「容積は決して大きくないうえ、乗車する際には自発的に足元に置いたりするので、他人の迷惑になることは少ない」と説明している。
さらに、「日本では人と人との距離感が重んじられており、どんな場所でもなるべく体が接触するのを避ける傾向があることにも注意が必要だ」と伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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