2013年5月15日、北京を訪問している米国のデービス対北朝鮮政策特別代表は、中国の武大偉（ウー・ダーウェイ）朝鮮半島問題特別代表らと会談後、国連の北朝鮮に対する制裁を継続していくべきであると中国が表明したことを明らかにした。米国営ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ（中国語サイト）が伝えた。

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デービス特別代表によると、中国は朝鮮半島の非核化を重視していることを北朝鮮側に理解させるため、制裁継続の情報を北朝鮮に伝えている段階だという。

また、中国政府が国有大手銀行に指示して北朝鮮の貿易決済銀行である「朝鮮貿易銀行」の口座を閉鎖したことについて、デービス特別代表は「重要な一歩である」と評価した。

中国が北朝鮮に対して具体的な金融制裁を実施したのは、北朝鮮の挑発的な言動が国際的な非難を浴びて以降初めてのことであり、北朝鮮は大きなダメージを受けるとみられている。（翻訳・編集/HA）