Record China 2013年5月13日(月) 10時32分
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10日、最近北京にドイツより届いた小包の中に、生きたゴキブリ100匹とクモ501匹が入っていたことが分かった。写真は北京にある中国税関の建物。
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2013年5月10日、北京晩報によると、最近ドイツより北京に届いた小包の中に、生きたゴキブリ100数匹とクモ501匹が入っていたことが分かった。
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北京の国家品質監督検査検疫総局検査検疫技術センターによると、ゴキブリは4つの箱に分けて入れられており、クモは卵パックに入れられていたという。ゴキブリの体長は3.5センチから8センチと一般の大きさよりかなり大きく、総重量は1240グラムにもなった。ゴキブリ、クモもともにドイツから北京と深センにそれぞれ送られてきたもので、関連部署が目下受取人の住所をもとに追跡調査中だという。
13年1〜4月、北京税関による入国持ち込み禁止物品の取り締まりは9983回にのぼり、前年比267.8%増となっている。また、有害生物の取り締まりは302回、うち検疫性有害生物は129回にのぼり、前年度に比べ126.3%増加している。
同センターの田潔(ティエン・ジエ)主任によれば、未検疫の生物が国内に入ることにより、有害生物がはびこったり、動植物の疫病が広まりやすく、人体へも伝染病を広げかねない。これらのゴキブリが定住し繁殖して広がると、在来種と生存空間の奪い合いになるほか、在来種との交配により生存能力が低下し、最終的に中国の生態環境に影響を及ぼす可能性がある。有害生物を郵送で持ち込んだ場合、中国の刑法上「動植物の防疫、検疫妨害罪」にあたり、実刑を課せられる可能性もあると同局では示している。(翻訳・編集/中原)
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