上海テレビ祭で日本の「はたらく細胞」が最優秀アニメ脚本賞を受賞

人民網日本語版    2019年6月17日(月) 18時0分

拡大

第25回上海テレビ祭が14日夜に閉幕し、白玉蘭賞など各賞の受賞作品が上海で発表された。

【音声ニュースを聴く】

第25回上海テレビ祭が14日夜に閉幕し、白玉蘭賞など各賞の受賞作品が上海で発表された。白玉蘭最優秀中国テレビドラマ賞は改革開放の押し寄せる大波のように壮大な過程を描いた「大江大河(Like a Flowing River)」が受賞した。また俳優の倪大紅(ニー・ダーホン)が白玉蘭最優秀主演男優賞を、蒋雯麗(チァン・ウェンリー)が白玉蘭最優秀主演女優賞をそれぞれ受賞した。新華社が伝えた。

近年、中国の現実主義を題材にしたテレビドラマの制作本数が大幅に増え、質が向上している。今年、白玉蘭賞にノミネートされた中国のテレビドラマ作品には、「大江大河」や「創業時代」、「都挺好(ALL IS WELL)」、「帰去来」など革新的な作品が多く、そのなかから「大江大河」が最終的に選出され、受賞の栄誉を手にした。

長く舞台演劇で活躍してきた倪大紅は満を持しての白玉蘭賞受賞となった。倪大紅は「都挺好」で父親の蘇大強役を演じ、広く注目を集めた。近年、映画とテレビドラマ創作において絶えず「自分を越える」ことを目指してきた蒋雯麗も白玉蘭賞を受賞。「正陽門下小女人(The Story of ZhengYang Gate)」で、新中国の発展を経験してきた「徐慧真」という市井の女性を活き活きと演じた。

今回の白玉蘭賞で「勝ち組」となったのは「大江大河」で、最優秀監督賞を受賞した孔笙(コン・ション)と黄偉(ホァン・ウェイ)、最優秀脚本(改編)賞を受賞した袁克平(ユエン・クーピン)と唐尭(タン・ヤオ)、最優秀美術賞を受賞した邵昌勇(シャオ・チャンヨン)はいずれも「大江大河」の製作チームのメンバーとしての受賞となった。

今回の白玉蘭賞国際部門の審査では、スペインの連続テレビドラマ「Presunto culpable(中国語タイトル:推定有罪)」が海外テレビドラマ最優秀長編ドラマ賞を、ドイツのテレビドラマ「ダス・ボート」が最優秀短編ドラマ賞をそれぞれ受賞した。ドキュメンタリー部門では、中国のドキュメンタリー作品「人間世(Life Matters)」第2シーズンが最優秀ドキュメンタリーシリーズ賞を、ポーランドのドキュメンタリー作品「I Grew Up As You Slept(中国語タイトル:君眠夢時我成長)」が最優秀ドキュメンタリー賞をそれぞれ受賞。アニメ部門では、英国のアニメ「見習いドラゴン ゾグ」が最優秀アニメ賞を、日本のアニメ「はたらく細胞」が最優秀アニメ脚本賞をそれぞれ受賞した。(編集AK)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携