Record China 2013年5月7日(火) 11時7分
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5日、中国山東省で生姜栽培農家による農薬の違法使用が問題となっている。人が摂取した場合50ミリグラムで死に至るとされ、安徽省などでは急性中毒など人への被害も報告されている。写真は山東省で栽培された生姜。
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2013年5月5日、中国新聞社によると、中国山東省イ(さんずいに維)坊市で、生姜栽培農家による農薬の違法使用が問題となっている。人が摂取した場合50ミリグラムで死に至るとされ、安徽省では急性中毒など人への被害も報告されている。
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問題となっているのは農薬「神農丹」で、主成分はアルジカルブ。本来は綿花やたばこ、落花生やサツマイモなどに使用され、その他の野菜への投与は禁止されている。農薬が入った袋の表には「猛毒」「野菜、ウリ類への使用厳禁」と大きく書かれているが、イ坊市の生姜栽培農家の間では土へ直接まく形で広く用いられているという。
専門家によると、「神農丹」は人が摂取した場合50ミリグラムで死亡する(体重50キロの場合)。10年には安徽省で「神農丹」が残留したキュウリを食べた13人が急性中毒となった。一方、イ坊市の生姜は大部分が輸出向け。関係者によると、輸出向け製品検査は非常に厳しく、高濃度の農薬残留が起きる可能性はないという。(翻訳・編集/AA)
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