米GM、シボレー・トラックスのCMを中止、「中国人を侮辱した」との抗議受けて―中国メディア

Record China    2013年5月4日(土) 0時32分

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2日、米GMは「中国人を侮辱している」との抗議を受けていた同社のシボレー・トラックスのCMを中止し、不適切な内容を謝罪する声明を発表した。資料写真。

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2013年5月2日、米GM(ゼネラルモーターズ)は、かねてより「中国人を侮辱している」との抗議を受けていた同社の新型SUVシボレー・トラックスのCMを中止し、その不適切な内容を謝罪する声明を出した。新浪財経が伝えた。

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問題のCMはカナダのテレビ局で放送されていたもの。香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが「中国人を侮辱している」と指摘していた。同CMはGMの欧州サイトでも使用されていた。このCMでは1938年の楽曲「オリエンタル・スウィング」が使われ、そのなかの「フー・マンチューは史上最悪のアジア人」という一節が問題に。フー・マンチューは、英国人作家のサックス・ローマーが創造した架空の人物。当時の西洋社会に広がっていた中国蔑視の象徴のような極悪人のイメージで描かれている。

GMは声明のなかで、問題のCMの放送をすでに中止したと発表。CMに不適切な内容の楽曲が使われていたとして、これを謝罪した。同時にCMの承認過程を全面的に見直し、問題の再発防止の徹底を図ると述べている。(翻訳・編集/本郷)

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