2013年5月2日、中国紙・燕趙晩報によると、河北省邯鄲市館陶県の病院で、緊急搬送された後に死亡した患者（7）の家族から過激な追及を受け、女性医師が病院3階から飛び降り、死亡する事件が発生した。

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4月30日午前からネット上で、「死亡した患者の家族の追求を受けて、女医が病院3階から飛び降り、死亡した」とのうわさが広まった。その内容は、「29日午後、先天性の心臓病を患う7歳の男児が発作を起こし、館陶県人民医院へ搬送されてきた。同医院で救急措置を施したものの男児は死亡。家族は親族など大勢を病院へ呼び集め、30代の女医を追及し、殴ったり罵倒するなどし始めた。女医は病院3階へ追いやられ、極度の恐怖と絶望から飛び降り、頭部に損傷を負って死亡した」というものだった。

ネット上ではこのうわさに関し、事実を確認すべきとの声や様々な意見が殺到。現地の衛生部門は「29日午後搬送されてきた男児が同日夜死亡し、家族は事実を受け止められず過激な行動に及んだ。30日午前1時ごろ、当直だった女医・王萍（ワン・ピン）さんが家族と交渉中に3階の医療事務室から飛び降り、5月1日午前2時ごろ死亡した」と、ネット上の情報がほぼ事実であると発表した。現在は警察当局が介入し、調査を進めているという。（翻訳・編集/HA）