Record China 2019年6月8日(土) 22時40分
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4日、人民網は、現在上映中の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」に登場する「空中空母」は決して空想の産物ではなく、かつて米ソ両国が研究を行っていたとする記事を掲載した。写真は日比谷ゴジラ。
2019年6月4日、人民網は、現在上映中の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」に登場する「空中空母」は決して空想の産物ではなく、かつて米ソ両国が研究を行っていたとする記事を掲載した。
記事は、作品の中で人類がさまざまなハイテク装備を用いていることに多くの人が注目しているとしたうえで、作中に登場する兵器や飛行機が現実の軍備に置き換え可能かについて論じている。
まず、垂直離陸と高速飛行が可能なV-22オスプレイはどこへも人を運ぶ「戦場のタクシー」になり得るとした。また、外観が近未来的な米国の新世代原子力潜水艦は、画面を通じて多数の無人潜水機を遠隔操作し、水面下の探索任務を遂行することができると説明。怪獣に対する空中からの攻撃はF-35ステルス戦闘機が担うことになるとしている。
さらに、作品では怪獣が世界を蹂躙するなかで、これに対抗すべく巨大な体積を持つ「空中空母」が出現して指揮任務にあたると紹介。B-2を巨大化したような全翼機の形をし、オスプレイを搭載する「空中空母」が作品の中で地上に降りて休むことなく大活躍するが、現実の世界にも「実はこれと似た計画があった」と指摘した。
そして、1950~60年代の米ソ核軍備競争のピーク時、両国がそれぞれ原子力を動力とした爆撃機の研究開発を進めており、その最大の特徴が「原子炉を飛行機に搭載し、無限に近い巡航能力を獲得する」というものだったと説明。結局、技術的な難題をクリアできず、この爆撃機の計画はお蔵入りとなってしまったとする一方、近年米国では再び原子力による無人機開発の構想が打ち出され、一連の研究が行われていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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