2013年4月30日、RFI中国語版は記事「世界の先頭に向かって進み始めたアリババ」を掲載した。独誌デア・シュピーゲルは中国電子商取引最大手アリババが現在、ひそかに上場の準備を進めていると報じた。年内にも上場する可能性があるという。

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タオバオ、Tモールという2つのネットショッピングモール・ブランド、第三者決済サービス・アリペイなどを有するアリババ。そのプラットホームの取引額は2012年、1710億ドル（約16兆6000億円）に達した。米電子商取引企業の雄、アマゾンとイーベイの取引額の総計に匹敵する。

この巨大企業アリババの上場は大きなインパクトを持つ。昨年、米IT企業フェイスブックが上場し、新規上場企業の時価総額記録を更新したが、アリババはその記録をも上回る可能性を持つ。

現在、アリババの時価総額は680億〜1280億ドル（約6620億〜約12兆5000億円）と推計されているが、上場が決まればこの数字はさらに上昇する可能性が高い。アマゾンの時価総額は現在1200億ドル（約11兆7000億円）、イーベイが670億ドル（約6兆5200億円）となっている。（翻訳・編集/KT）