Record China 2019年6月9日(日) 20時0分
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6日、北京青年網によると、浙江省杭州市で美容整形施術を受けた女性が「自分の顔がまるで怪物のようになってしまった」と訴えている。資料写真。
2019年6月6日、北京青年網によると、浙江省杭州市で美容整形施術を受けた女性が「自分の顔がまるで怪物のようになってしまった」と訴えている。
記事によれば、女性は5月21日に同市の美容病院で3万6000元(約57万円)を支払って顔面の施術を受けた。その後、目や耳に違和感を覚えたとのことで、「施術後2日間は何とも思わなかったが、その後、日に日におかしくなってきて、まるで怪物のようになってしまった。とても外に出られない。左右の目の大きさがバラバラだし、右耳も聞こえが悪くなって耳鳴りがする」と語った。
女性の訴えに対して、整形手術を施した病院の院長は「薬物が拡散したことによるものだろう。術後に痛みやしびれ、かゆみを訴える人がいるが、自然に回復する」と説明するとともに、施術の際の同意書には「ボツリヌストキシンは注射後、一過性の面部の違和感や筋力減少、まぶたや眉毛の下垂が生じる」と記載されていることを示した。また、回復に要する期間について院長は「2週間から4週間程度。遅くても3カ月はかからない」としている。
女性は甘粛省でアパレル業界に携わっており、往復の飛行機代約1700元(約2万7000円)をかけて杭州にやって来て手術を受けたという。後遺症の影響で顧客と顔合わせできなくなったと訴える女性に対し、病院側はしばらくサングラスの着用を勧め、謝罪の一言と1万元(約16万円)の補償を行うこと、3カ月が経過しても好転しない場合はその時にまた補償を検討すると約束。女性はこの提案に納得したという。(翻訳・編集/川尻)
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