習主席、プーチン大統領と首脳会談

CRI online    2019年6月6日(木) 15時25分

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 習近平国家主席は5日、ロシアの首都モスクワのクレムリン宮殿で、プーチン大統領と会談しました。両首脳は、国交樹立から70年間の関係発展を高く評価し、善隣友好、協力ウィンウィンを貫き、新時代における全面的な戦略パートナー関係を発展させ、両国関係をより高いレベルに引き上げ、両国民と世...

 習近平国家主席は5日、ロシアの首都モスクワのクレムリン宮殿で、プーチン大統領と会談しました。両首脳は、国交樹立から70年間の関係発展を高く評価し、善隣友好、協力ウィンウィンを貫き、新時代における全面的な戦略パートナー関係を発展させ、両国関係をより高いレベルに引き上げ、両国民と世界の人々に利益をもたらすことで意見が一致しました。

 習主席のロシア公式訪問は、再任後は初めてであり、また2013年から通算で8回目となります。会談で習主席は「現在、両国関係はハイレベルで持続的かつ安定的、良好な発展を遂げており、最もいい時期である。双方は相手国が自国の核心的利益を保つことを支持し、相互信頼を強固にしていく。各分野で協力を進めて、両国関係に力が沸き起こって、利益が混ざり合っている。国際問題やグローバルガバナンスに加わり、世界の平和と安定や、国際的な公平と正義の維持に重要な役割を果たしている」と述べました。

 また習主席は、国交樹立70周年であることに触れ、「70年は節目であり、新たな出発点でもある。世界がまれに見る変貌を遂げている中、両国は国民や国際社会の期待を背負っている。中国はロシアと協力し、ハイレベルな政治関係による建設的な効果を拡散させ、協力を通じて国民に更なる獲得感(利益を得た後で生まれる満足感を指した)をもたらし、国際問題の解決で両国の様々なアイデアを出したい」と強調しました。

 一方、プーチン大統領は、「国交樹立から70年、双方の努力により、両国関係は過去最高のレベルになり、全面的な交流や協力が成果を挙げている。両国は名実ともに全面的戦略パートナー関係になり、国民に利益をもたらしたほか、世界の治安や戦略の安定維持の力になっている。複雑な国際情勢の中における今回の習主席の訪問は重要な意義があり、新時代の両国関係の発展に強い力を注ぐだろう」と述べました。

 両首脳はまた、共同記者会見に出席し、そして中国の自動車メーカー「長城自動車」の工場を見学したほか、モスクワ動物園でパンダ館の開館式に出席しました。(提供/CRI

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