Record China 2013年4月30日(火) 12時37分
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28日、中国・江西省南昌市の都市管理局員は、同省でH7N9型鳥インフルエンザの感染者が確認されたことを受け、市民が飼育している鳥類を処分するため調査を行っていた。
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2013年4月28日、中国・江西省南昌市の都市管理局員は、同省でH7N9型鳥インフルエンザの感染者が確認されたことを受け、市民が飼育している鳥類を処分するため調査を行っていた。国際オンラインが伝えた。
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都市管理局員とは、国家事業機関に属する都市管理局の職員を指す。都市の美観と風紀を守るのが主な業務で、警察の補助的機関として機能している。
同市の関連部門が出した通知に従い、多くの市民は飼育していた鳥類を処分したが、一部の市民は処分をせず依然飼育を続けていると調査で分かった。そのため都市管理局の職員らは関連部門と協力し、住民の家々を回り未だに飼育されている鳥類の処分を行った。
家畜である鳥類の処分に大部分の住民らは理解を示しているものの、一部では反対する者もいる。反対する者の中には、都市管理局員が来たのを確認すると、ニワトリ小屋のカギを閉め、出かける人や3階からニワトリを放り投げる人までいた。これにより、都市管理局員らはやむなく逃げ出したニワトリを追いかける始末に。都市管理局員の1人は、「我々の取り組みに対し、理解を示さない人もいるが、我々も仕事だからやむを得ない」と嘆いていた。
都市管理局員らは処分を行う際、できるだけ住民に理解を得るため鳥インフルエンザの危険性を説明している。職員らの責任者は、H7N9型鳥インフルエンザが早く収束してくれることを願うと共に、住民にもっと彼らの仕事を理解してほしいと語っている。(翻訳・編集/内山)
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