2019年5月31日、中国の女優ファン・ビンビン（范冰冰）が江蘇省で行われたメディア主催のイベントに出席し、ひさびさに顔を見せて注目を浴びたが、イベントの宣伝写真からその姿が消されている。

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ファン・ビンビンは巨額脱税が明るみになって以来、活動復帰のめどが立たない状況だが、今春以降は少しずつ姿を見せ始めており、4月には動画配信サービス、愛奇芸（iQiyi）主催のセレモニーに出席した。また先月はチベット自治区でチャリティー活動を行うなど、復帰を目指して世間の反応を伺うような行動が多くなっている。

31日、江蘇省で行われたソフトウェア開発大手、一下科技主催のイベントに、事前の告知どおりファン・ビンビンが出席した。VIPの1人として招かれたものでステージに上がることはなかったが、客席に座るその姿は、脱税騒動前と少しも変わらず、周囲に座るタレントたちと談笑する様子も見せている。

順調に見えたこの日のイベントだったが、一下科技の中国版ツイッターでイベントがスタートするわずか4時間前に、宣伝写真を急きょチェンジしていたことが明らかになった。当初の写真はファン・ビンビンがセンターに位置し、それを3人のタレントが囲む形だった。しかし、チェンジされた写真からはファン・ビンビンが消えており、何らかの圧力がかかったものとみられている。（Mathilda）