<四川地震>倒れないはずが軒並み倒壊、「中国の耐震基準、日本に及ばないのか」―中国紙

Record China    2013年4月23日(火) 22時5分

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23日、中国青年報は四川省で起きた大地震について「耐震基準で中国は日本に及ばないのだろうか。われわれは日本人ほど真面目ではないのか」とする記事を掲載した。写真は被災地。

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2013年4月23日、中国青年報(電子版)は四川省で起きた大地震について「08年の大地震後に建てられた高度耐震建造物が軒並み倒壊した。耐震基準で中国は日本に及ばないのだろうか。われわれは日本人ほど真面目ではないのか」とする記事を掲載した。以下はその概要。

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20日に起きた地震で、08年の大地震後に建てられた耐震建造物が軒並み倒れた。建造時の触れ込みは「マグニチュード8に耐え、同9に備える」。建物の構造、素材とも改良され、最高の建築技術が取り入れられたはずだった。しかし、今回のマグニチュード7の地震で、建物は揺れに耐えられなかった。これでは人々に疑いの目を向けられても仕方ない。

日本の東日本大震災の地震はマグニチュード9規模だったが、犠牲者の多くは津波によるもので、建物の倒壊による被害は少なかった。日本の耐震基準はマグニチュード7をめどに設定されている。中国の「8に耐え、9に備える」基準は、日本に達しないレベルなのだろうか。中国と日本の基準は対応させるものではなく、われわれが日本人ほど真面目ではないということなのか。われわれの基準はなぜマグニチュード7の揺れに耐えられなかったのか。もう一度考える必要があるだろう。(翻訳・編集/AA)

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