中国が米国債を8000億円買い増し、保有残高で首位を維持=2位の日本は6000億手放す―中国メディア

Record China    2013年4月19日(金) 10時42分

拡大

17日、中国の2月末時点の米国債保有残高は1兆2229億ドル(約119兆7740億円)に達し、依然として米国最大の債権国となった。写真は米ドル。

(1 / 2 枚)

2013年4月17日、京華時報によると、米財務省が北京時間15日夜に発表したデータで、中国の2月末時点の米国債保有残高は1兆2229億ドル(約119兆7740億円)に達し、依然として米国最大の債権国となったことが明らかになった。中国は2月に米国債を87億ドル(約8520億円)買い増しした。

その他の写真

中国の外貨準備高は今年3月末時点で3兆4400億ドル(約336兆9220億円)に達した。中国の3月の米国債残高に大きな変動がなければ、中国の外貨準備高に占める米国債の比率は36%となり、3割を超える計算になる。

米国債保有残高が世界2位の日本は、2月に米国債を68億ドル(約6660億円)手放し、2月の保有残高が1兆971億ドル(約107兆4520億円)となった。3位のカリブ諸国の中心的な6カ国・地域は、米国債を49億ドル(約4799億円)買い増しし2867億ドル(約28兆800億円)となった。

外国主要保有者の持つ米国債残高は、今年2月末の時点で5兆6569億ドル(約554兆500億円)に達し、先月の修正後の5兆6430億ドル(約552兆6880億円)を上回り、14カ月連続の増加となった。

中国銀行北京支店の外貨交易チーム主管の楊彬(ヤン・ビン)氏は、「中国の増加を続ける外貨準備高を消化する上で、米国債はその他の欧州諸国の国債よりも理想的な選択肢だ。米国が量的緩和策を解除してから、米国債の利回りが上昇を続けると見られる。米国債は現在、まずまずの投資先となっている」と分析した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携