Record China 2019年5月22日(水) 9時20分
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ひかり味噌と中国大手・龍大食品集団のダブルブランドによる「スープ春雨」(写真)の製造販売が山東省で5月に始まった。順次、中国全土に展開する。
ひかり味噌の「スープ春雨」が中国全国展開へ / アクロディアが投球データ解析できるIoTボールを天猫国際で発売/ 越境ECの「豌豆」がサプリ商品に注力 / 香港発「添好運」の日本2号店が24日に新宿でオープン
●ひかり味噌の「スープ春雨」が中国全国展開へ=中国大手・龍大食品と提携
ひかり味噌(本社・長野県下諏訪町)と龍大食品集団(本社・山東省萊陽市)の業務提携による、双方のダブルブランドの「スープ春雨」の製造販売が5月から始まった。ひかり味噌が21日付で発表した。
龍大傘下の山東龍大植物油、龍大商貿が山東省のスーパーマーケットでの販売を開始し、順次、中国全土に展開する。6月には、通販サイトの天猫商城と京東商城でも販売を開始する。
龍大食品集団はグループ31社で構成されており、野菜、畜肉、冷凍食品、春雨、食用植物油などの加工食品を手掛けている。
春雨はもともと中国の食材で、ひかり味噌によると炒め物や鍋物料理で日常的に使われている。しかし、大容量の袋入りタイプが主流で、スープ春雨は商品化されていなかった。スープ春雨が中国市場に適した商品である理由には、健康志向が高まり、低カロリーでありながら満足感があることや、共働きが基本のライフタイルであることから、本格的かつ手軽に食べられる食品として求められることがあるという。
●アクロディア、センサー内臓で投球データ解析できるIoTボールを天猫国際で発売
アクロディアは21日、硬式野球ボールの内部にセンサーを内蔵し、「投げるだけ」で投球データを解析できる「i・Ball Technical Pitch」を6月に「天猫国際(Tmall Global)」を通じて発売予定と発表した。
アリババグループの基本契約はすでに締結。中国を皮切りに、グローバル市場に向けた販売活動を展開していく考えという。
同商品は硬式野球ボールの中心部に9軸センサーを内蔵したIoT製品で、重量、硬さ、素材も硬式野球ボールと同じ。ボール本体を投げるとデータがスマートフォンに転送されるなどで、「球速、回転数、回転軸、球種、変化量、腕の振りの強さ」の解析が可能という。
●越境ECの「豌豆」でサプリが充実、ライオンと伊藤漢方製薬の商品を追加
インアゴーラは21日、同社が運営する中国消費者向け越境ECプラットフォームの「豌豆(ワンドウ)」に、ライオンが通信販売「ウェルネスダイレクト」で扱う「腸まで届ける ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」と井藤漢方製薬の「お子さまの健やかな成長をサポートする キッズハグ骨太セノビローチュアブル」などを取り扱い、サプリメント商品の品ぞろえの拡充を図ると発表した。
栄養補給・健康維持などが期待でき、高い安全基準で製造された日本製サプリメントに対するニーズが、中国国内で拡大傾向にあると判断した。
●香港発「添好運」の日本2号店が24日に新宿でオープン
2018年に日本に進出した香港点心専門店「添好運(ティム・ホー・ワン)」の日本2号店となる新宿サザンテラス店が24日にオープンする。
「添好運」は香港でミシュラン一つ星を獲得している。同日のオープニングセレモニーでは、創業者のMak Kwai Pui氏とLeung Fai Keung氏を香港より迎えてテープカットを行う。(翻訳・編集/如月隼人)
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