日本の研究グループ、CTスキャンで夢を解析=精度は7割に達する―中国メディア

Record China    2013年4月9日(火) 16時3分

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8日、日本の研究グループは被験者の夢の中にどんな人や物が出てきたかを解読するのに成功している。現段階で精度は7割に達しているという。写真は安徽省淮北市の病院にあるCTスキャン装置。

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2013年4月8日、映画「プロメテウス」では特殊な睡眠カプセルで人々の夢を正確に解読できる。こうした情景が現実になるかもしれない。日本の研究グループは被験者の夢の中にどんな人や物が出てきたかを解読するのに成功している。

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研究者はまず被験者が覚醒している時に、本やコンピュータなど様々な物体を見たときの脳波を記録しておき、CTスキャン装置を利用して被験者の睡眠中の脳波を分析。記録されたものと類似の脳波が検出された時に被験者を起こし、夢の内容を確認した。

研究によると、被験者が夢の中で現実の物と似た事物を見た場合、脳波にも同様の変化が生じている。科学者はこの原理を元に夢の内容を解析し、現段階で精度は7割に達しているという。この研究結果は米国の科学雑誌のウェブサイトで発表された。

専門家は、将来的には夢解析の技術が精神疾患の治療の支援に役立ち、脳波コントロールによるコンピュータ技術などへの応用でも重要な役割を果たすと予測している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/内山)

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